ページメイン画像

お正月のあれこれ

お正月は、老若男女みんなが楽しみにしている行事ですよね。

関連する行事は多く、事始めから始まり、元旦、初日の出、初詣、お年始回り、人日の節句、小正月と続きます。

初めて新年を迎える赤ちゃんがいる場合は、初正月を行うのが慣わしです。

目次(全11ページ)

みんな大好きお正月!

私たち日本人にとって大切な年中行事といえば、第一に挙がるのが「お正月」ではないでしょうか?

みんな大好き!学校が休みになる子どもはもちろん、大人だって家族や親戚で賑やかに過ごすことを楽しみにしている人は多いはず。

さて、お正月には数々のお祝いごとの行事が行われ、古くからのしきたり・ならわしがあります。
あなたは、それらの意味や由来をご存知でしょうか?

もちつき

歳神様をお祀りする神事です

元来お正月は、大切な神事でした。

一年間の幸福を左右すると言われる「歳神様」をお祀りして、様々な行事を行ないました。

歳神様は、ご先祖さまであり、山の神様でもあると言われています。その年の恵方からいらっしゃるとされ、その方角に向かって拝みます。

地方によって拝み方や行事のしきたりは異なりますので、年配の方に聞いてみるのも良いでしょう。

スポンサーリンク

お正月にまつわる行事、しきたり

お正月は、日本の行事の中で最も重要視されている祝日です。そのため、行事も多岐に及びます。

大まかな行事予定は、下記の通りとなります。

正月事始め

年末の12月13日に、お正月準備を始めます。

歳神様を迎えるために、煤払いをして部屋を清浄に保ちます。

門松を作るために松迎えを行い、鏡餅や注連縄などの正月飾りもそろそろ準備し始めましょう。

年賀状もハガキを購入したり、送り先を確認するなどして用意を始めましょう。郵便局では24日頃までに出せば、元旦に届くとしていますが、慌てないように早めに出せるようにしたいですね。

元旦

1月1日の朝です。

元旦には、若水迎えをして、お神酒と共に神棚に祀ります。そして若水で雑煮を作ります。

おせちは歳神様と一緒にいただく料理で、お屠蘇を頂くと邪気が払われると言われています。
初日の出を拝み、一年の慶福をいただきましょう。

昔から一年の計は元旦にありと言います。今年の抱負や目標についてじっくりと思いを巡らすのも良いでしょう。

初夢、書初め

元日の夜から2日の朝にかけて見る夢は、すなわち初夢。 一年の運勢が現れると言われているため、どんな夢を見るのか気になりますね。 「一富士、二鷹、三なすび」が縁起が良いとされていますが、楽しい良い夢が見られるといいですね。

書初めは、古来より2日に行うものとされています。
初詣先の神社で筆始をするのも良いでしょうし、自宅で若水で墨を摺って行うのも良いでしょう。
小さな子供は、墨で干支の絵を描いてはいかがでしょう。

初詣

新年になって、初めて神社へお参りする初詣
かつては大晦日の夜から参拝したものですが、現在では、松の内(1/1~1/7)の間に行うのが一般的です。

お守りを買い求めたり、その年の吉凶を占うおみくじを引いたりします。大きい神社であれば、獅子舞に出会えることもあります。

お年始、お年賀

お世話になった人の挨拶回り(お年始)を、2日以降、松の内の間に行ないます。

ご挨拶のしるしとして、手ぬぐいや干支の置物などのお年賀の品を持参します。

お子さんがいらっしゃるお家を訪問する場合は、ポチ袋に入れたお年玉も用意してみましょう。

初正月

「初正月」は、赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月です。

男の子には、破魔矢や破魔弓、天神人形を、女の子には羽子板や手まり、人形などを贈って、健やかな成長を祈願します。

大晦日から飾るのは「一夜飾り」で良くないとされているため、12月に入ったら早めに準備をするようにしましょう。

人日の節句

1月7日。中国から伝わった五節句のひとつです。

古代中国の風習として、1月1日から8日まで、それぞれ愛護する生き物があったのですが、
7日は「人」だったため、人日の節句と言われています。

日本に入ってきてからは、七草粥を食べて無病息災を願う日となりました。ご馳走続きで疲れた胃を優しくいたわるのに良い風習ですね。

松の内

門松を飾っておく期間の、1月1日から7日までを松の内と呼びます。

地方によっては、小正月である15日までとする地域もありますが、一般的には7日までとされています。

外した正月飾りですが、鏡餅は11日の鏡開きで食し、注連縄などは15日に神社などで行なわれる左義長でお焚上げをしてもらいましょう。

小正月(女正月)

1月15日は、五穀豊穣と無病息災を祈願する日、小正月です。

かつて、松の内に忙しく働いていた女性たちが、ほっと一息ついて休養したり実家に里帰りしていたため、女正月とも言われます。

朝食に小豆粥を食べたり、豊作祈願に餅花を飾ります。また、歳神様を見送るための左義長を行ないます。

歳神様が帰られる日でもあるため、「正月事じまい」とも呼ばれています。

スポンサーリンク

歳末、お正月に関連するページ

神社に出向きご参拝。今年一年の健康と幸せを祈願します。

*本ページの概要・情報は変更される事があります。

By Happie (Updated )

ページの先頭へ