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お年玉

お年玉は子供にとっては大変嬉しいお正月の贈り物です。

子供にとってお正月と言えばお年玉!

子供たちがお正月が大好きな理由は、学校がお休みだからとか、いくら遊んでも叱られないからとか、お父さんお母さんが家に居るからとか、祖父母や親戚に会えるからとか、色々とありますが、なんといっても、お年玉をもらえるからでしょう。

お年玉イラスト

我が家の場合、元日の朝に家族みんなで新年のあいさつをして、父からの年頭の訓示みたいなものを聞き、お節料理に箸を付けて、食事を終えれば配達された年賀状を読み、そしてようやく、父からお年玉を手渡されるといった段取りが毎年の定番でした。

「今年はどのくらいかなあ」なんて考えながら、もらえるまでソワソワしたものですが、今思い返すと幸せなひと時でした。

子ども時代の大切な思い出です。

まさしく現金な理由で身も蓋も無い訳ですが、金額の多少に関係なく、小学生頃の私はとても嬉しかった記憶があります。あなたもそうだったのではないでしょうか?

子供にとって嬉しいお正月のお祝い、それがお年玉です。

餅と年玉

お供えの餅に由来します

お年玉は、なぜ「玉」と言うのか気になったことはありませんか?
実は、昔はお餅だったからなんです。

歳神様にお供えしたお餅を、奉公人など目下の人に分け与えたのが始まりとされています。古くから農耕民族で、お米を大切にしてきた日本人は、米に歳神様の霊力が宿ると考えてきたのですね。

このお餅が、後にお金に変わり、現代のお年玉になったのです。

また、お年玉は「年魂」とも書かれ、「年の魂」という意味があります。年の塊を頂く事で、歳神様の一年の加護を受け、ひとつ年をとるとされてきました。昔は数え年で、お正月に全員一緒に年をとったのです。

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お年玉の渡し方

大人になって「渡す立場」になると、予算を考えたり、あるいは、渡すスケジュールやタイミングを思案したりと、こどもの頃とは考えるポイントが異なってきますよね。

まずは、その子の健やかな成長と幸せを願いつつ贈る事が大切でしょう。

また我が子ならば、それほど気を遣わないかもしれませんが、他者の子供に渡すにあたっては、気を配るべき点があります。

ポチ袋に入れて渡します

お年始の訪問先のご家庭に、小さなお子さんがいることもあるでしょう。

そんなときは、子どもたちが何より楽しみにしている「お年玉」を用意するのも良いでしょう。お年玉用のポチ袋に入れて手渡します。

ポチ袋

ポチ袋の中身の金額は?

ここ最近の話ですと、平均では、小学校の場合は「学年×1000円」が多いようです。
でもこの金額にこだわる必要は全くありません。

基本的には、知人の子などの場合は、気持ち程度で構わないでしょう。

親戚や親しい友人など、事前に打ち合わせが出来る関係の場合は、年齢や学年にかかわらず一律金額に決めてしまうと楽ですね。お互いにストレスが掛からないので良いアイデアかと思います。

なお職場の上司(の子供)をはじめとする、目上の方の場合は、お年玉は失礼に当たるという考え方があります。
なぜならば、お年玉は本来、目上から目下へと渡すものだからです。

ですのでその場合は、「文具料」などの名目にすると良いそうですよ。

親や祖父母に渡す

お年玉は、子供だけに贈るものではありません。

今まで育ててもらいお世話になってきた親や祖父母に、感謝と孝行と恩返しの気持ちを込めてお年玉を贈るのも素敵かと思います。

「お陰様で私もなんとか頑張っています」の意思表示にもなり、自信と達成感が得られるではないでしょうか。

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By Happie (Updated )

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