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初日の出

元旦に初日の出を拝むと、一年間幸福で暮らせる霊力が宿ると言われています。

初日の出と日本人

元旦に限りませんが、お正月に初日の出を見に行かれる方は多いのではないでしょうか。

私も普段は決して早起きではないのに、元旦だけは初日の出を見るべく早起きを心掛けています。と言いますか、方々から聞こえる除夜の鐘をBGMに、それなりに厳かな気持ちで年越しをした後、結局のところ夜更かしをして朝を迎えることが多いです。

さて、なぜ初日の出に多くの日本人が魅了されるのでしょう。

それは私たちの遠い祖先から引き継がれている「日本人の心~太陽信仰~」が求めているのかもしれません。

太陽信仰

長らく続いた狩猟中心の縄文の時代から農耕主体の弥生の時代への変遷を経て、私たちの祖先は太陽信仰を持つようになりました。そして、いつの日に見ても、日の出は神々しいものですが、とりわけお正月の日の出には、特に霊力が宿ると考えられてきました。

新年最初に新しい光を浴びると、一年間続く新しい霊力をもらえると信じられて来たのです。

御来光とは?

高い山で見る日の出のことを、御来光と呼びます。

山から日の出を見ていると、雲に自分の影が映り、まるで後ろから光が射しているように見えることがあります。これが菩薩さまが人を救いにいらっしゃる時の後光に見え、御来光と呼ばれるようになりました。

御来光を拝みに行くときは、ぜひ太陽に向かって手を合わせてください。一年間の幸福を祈りましょう。いつもにも増して、神々しく美しい日の出と出逢えることでしょう。

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初日の出・御来光を見に行く!

新しい光を浴びて、新しい空気を吸って、気持ちの良い一年のスタートをきってみませんか。

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しっかりと準備して行きましょう

御来光を拝みに行くときは、温かい飲み物を用意していくことを強くお勧めします。

場所によっては、自販機やお店が見当たらない事が多々あるので、ポット等にお茶やスープなどを入れて持って行くと安心ですよ。小腹が空いた時のために、ちょっとした軽食やお菓子を持って行くのも良いですね。

防寒に気を配るのもお忘れなく。車や電車で行くからと言って薄着は禁物ですよ。マフラー、手袋、携帯カイロ等々、必要に応じて用意しましょう。

実は私は一度手ぶらで出掛けて、非常に寒い思いをしたことがあります。駐車場から日の出スポットまで、少し歩かなければいけなかったんです。

出来れば、行ってみたい初日の出スポットを事前にリサーチして、どんな環境なのか、どんな準備をすれば良いのか、確認しておきましょう。

元旦にピッタリの初日の出スポット

富士山(静岡県・山梨県)

御来光と言ってまず浮かぶのは富士山でしょう。元旦は特に多くの人が登ります。七合・八合あたりでも絶景が拝めるそうです。初めて上る方は日帰り登山は大変なので、山小屋に泊まる方法も考えてみましょう。

富良野(北海道富良野市)

冷たく凛と澄んだ空気の中で拝む御来光は、非常に美しいとのこと。雪景色と一緒に楽しめます。

中禅寺湖(栃木県日光市)

湖から現れる太陽が、水面に美しく反射します。静かで神秘的な日の出となるでしょう。

有明海(佐賀県有明町)

遠くまで広がる有明海から登る太陽は、壮大で神々しい雰囲気です。遠浅の海が黄金色に輝きます。

伊勢湾(三重県伊勢市)

深夜、伊勢神宮に初詣をして、その足で海岸線へ。これぞ定番のゴールデン元旦コースです。夫婦岩でお馴染みの二見が浦などは、毎年多くの人たちで賑わいます。

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*本ページの概要・情報は変更される事があります。

By Happie (Updated )

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