
披露宴の余興で生演奏
友人の結婚式の披露宴で、余興としてバンドの生演奏をした経験があります。緊張したけど楽しかったです。
披露宴余興の出演依頼を受けて
「披露宴の余興に何かやって欲しい」と、結婚する友人に依頼された事があります。 それは、その場を和ます、あるいは盛り上げる、パフォーマンスをして欲しいとの依頼でした。
長年付き合いのある友人だったので、「オーケー、任して(^^♪」と、私は即答で了解しました。

しかし歌と言っても、既存の楽曲、定番の結婚ソングをカラオケで歌うのはありきたりだし、ギターやキーボードによる弾き語りも平凡です。
なので、いっそのこと、オリジナルソングを作って、バンドスタイルで生演奏のプレゼントをしようと考えました。
そして、友人カップルへの結婚お祝いソングを作りました。
まずは曲作り
曲はまず歌詞から作り始めました。永遠の愛を誓い合う、といった内容の、ごくオーソドックスなものにしたのですが、結婚するカップルの特徴やキャラを、さりげなく盛り込みながら書いていき、案外とスラスラと筆が進みました。
問題はメロディでした。

私個人としては、どちらかと言うと、ヘヴィなロックや不思議な雰囲気の漂う音楽が好きです。
それで、趣味のバンド活動や、パソコンを使った打ち込みでも、おそらく一般受けしなさそうな(汗)音楽を創作しているのですが、さすがにご両親、ご親族一同、仕事関係の来賓の方などが参席する披露宴で、そのようなマニアックな楽曲は場違いでしょうし、演奏するのは気が引けました。
ところで結婚ソングと言えば、バラードタイプの楽曲が多いですよね。 確かによく馴染みます。
そこで、バラードタイプのゆったりとした曲を作ることにしました。30歳前後の充分「大人なカップル」でしたので、ビター&スイートなメロディで。なぜか頭に浮かんできて参考にしたメロディは、aikoさんの「かぶと虫」。
練習・リハーサル
さて、歌詞とメロディが出来上がると、次はいよいよ演奏の練習です。
バンド仲間に応援を頼み、ギター、ベース、ドラムのバンドスタイルで演奏する事にしました。
でも3人だけで演奏して歌うのは、ビジュアル的にどこか華が無い、もうちょっと賑やかなほうが良いかな・・・と思いましたので、コーラス担当として女性の知人を数名メンバーに加えました。

音楽練習スタジオをレンタルして、平素の仕事の合間を縫い、夜中に何度か練習を行い、アレンジ、アンサンブルを煮詰めていきました。
そして、結婚式の当日は、他の来賓者よりも一足早く披露宴会場に到着し、楽器や機材の搬入とセッティング、そして簡単なリハーサルを行いました。
とりあえず準備完了・・・。
本番の演奏
そして、定刻どおりに披露宴が開催。私たち「演奏班」は、美味しい食事も控えめにして待機しておりました。
時が経つにつれて、徐々にあちらこちらの席で談笑が盛り上がり始めました。さていよいよ余興タイム。演奏本番です。
二次会のパーティー等で演奏する機会は、これまでにも個人的には幾度かあったのですが、結婚式の披露宴の余興で演奏するのは、雰囲気がなごやかであると共におごそかでもありますので、いつものライブとは一味違った緊張感を覚えました。
演奏の反応は・・・・・・・・

出席のみなさんは、音楽コンサートを聴きに来ている訳ではありませんし、そもそも私たち演奏者は単なる素人で、著名なアーティストではありませんので、熱心に耳を傾けるというよりは、食事と歓談をしながら、それとなく聴いて下さっていたと思います。
もっと「元気なうた」や、「泣けるうた」を狙うべきだったのかもしれませんが、そういうのを作るのは、少し苦手なので・・・・
特に目立ったミスをする事も無く歌い終えられました。演奏後、温かな拍手を頂戴しましたので、なんとか、その場の良い雰囲気をキープ出来たかな、披露宴の演出に微力ながら貢献出来たのかな・・・と思っています。笑
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By Happie (Updated )