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バウ・リニューアル

バウ・リニューアルとは、結婚している夫婦が、感謝の気持ちを表すために行う「誓いの更新」です。

海外発祥のセレモニーで、ハワイやグアム、沖縄等のリゾート地で挙げるのが人気です。

バウ・リニューアルでお互いの絆がより一層強まるかもしれません。

結婚後の節目に行う「感謝と誓い」のセレモニーです

バウ・リニューアル(vow renewal)というセレモニーをご存知でしょうか?

直訳するとバウは「誓い」、リニューアルは「更新」という意味です。

結婚してから数年後に行います。

かつて結婚式で交わした誓いを、「再確認する・心新たに更新する」ための儀式となります。

花束を持つ女性とスーツの男性

欧米、とりわけハワイでは一般的に行われているセレモニーだそうです。結婚式ほど大掛かりな(あるいは堅苦しい)儀式ではなく、家族や知人を招いて少人数で行われるのが主流です。

カジュアル系で形式は割と自由。大勢で賑やかに、パーティー形式で執り行うのもOKです。

私たち日本人には、なじみが薄いセレモニーですが、近年、じわじわと認知度と人気が高まっているようですね。まだ数は少なめですが、例えば吉川ひなのさん、桃さん(TV番組「あいのり」の出演者)など、しばしば芸能人がネットや雑誌で行った旨を公表しています。目にされた方もいるかもしれませんね。

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バウ・リニューアルの本質は「感謝」です

『もう一度ウェディングドレスを着たい』とか『結婚式の時みたいに主役気分を味わいたい』といったように、バウ・リニューアルを、結婚〇周年記念の「楽しいお祝い行事」として捉えるのも決して悪くはありません。

でも、最も大切にすべきなのは、この儀式、バウ・リニューアルの本質は「感謝」だという事でしょう。

「好きだから、愛しているから」一緒になった二人とはいえ、結婚生活は楽しいだけではありませんね。考え方や価値観の違いから、多かれ少なかれ衝突することもあったでしょう。

  • 二人で協力して歩んでこれたことへの感謝
  • 周りの家族や友人たちのサポートへの感謝

現在、幸せ・平穏な結婚生活が送れているのは何故なのか考えてみると理解出来ますよね。このように、夫婦でお互いに、そしてお世話になった方たちに感謝の気持ちを表すのが、バウ・リニューアルの目的です。

普段は照れてしまってなかなか言えない愛の言葉や、当たり前に感じ過ぎて口に出すことが減っていた感謝の言葉。改めて伝えられることが、バウ・リニューアルを行う最大のメリットです。ふたりの絆がより一層強まりますよ。

夕焼け空を背景に立つカップル

自由なタイミングで行えます

バウ・リニューアルをいつ行うのか、決まった時期はありません。結婚三年目でも、十年目でも好きなタイミングで行うことが出来ます。

おすすめは、五年目、十年目、二十年目といった節目の年です。とても良い記念になりますよ。また、予めいつ行うのか決めていれば、その年に向け楽しみながら準備を進めることもできますよね。

なかには、自分たち「夫婦のため」ではなく、ご両親へのサプライズ(プレゼント)として行う方もいます。両親を旅行に誘って、現地でサプライズ!といった感じですね。

この場合、結婚〇〇周年や還暦の「お祝い」を兼ねて行われることが多いようです。

バウ・リニューアルのやり方

バウ・リニューアルとはどういったものなのか、その概要はお分り頂けたのではないでしょうか。「あらためて結婚の誓いを立てる感謝の儀式」であり、「結婚記念の新たなお祝い方法」とも言えるでしょう。

それでは、具体的にどのように行うのか、そのやり方、実施場所、衣装などについて、大まかなポイントをご紹介しましょう。

together forever(ハートのイラスト)

どこでどうやって行うの?

バウ・リニューアルのセレモニーは、どのように行うのでしょう?

欧米では、キリスト教ならば教会などで牧師さんの話を聞き、「誓いの更新」の言葉を交わして、誓約書にサインをします。そしてその後、家族や招待客と食事を共にします。いわば結婚式と同じ流れですね。

日本の場合、まだ浸透し始めている段階であり、牧師さんを招いて(もしくは教会で)執り行う他に、人前式のように家族や知人に進行役を依頼するケースが多々見受けられます。

またウェディング業界の新たなビジネスチャンスであり、国内の沖縄や軽井沢などのリゾート地や都心などでは、ニーズに応えるべく、「バウ・リニューアル婚」としてセレモニープランを提供している企業や結婚式場もあります。

こういった「新たなウェディング・サービス」は、徐々に増えていくのではないでしょうか。

海外リゾート地で行うのが人気です

欧米の場合は、自宅でカジュアルにパーティーとして行う場合や、教会で挙式の形をとって行うなど様々です。

教会・牧師さんにお願いしたい場合は、まずは式を挙げた教会やお世話になった牧師さんに相談してみてはいかがでしょう。

さて現在、日本で人気が高まっているのは、ハワイやグアムと行ったリゾート地で行うものです。

元々海外の風習であり、キリスト教文化圏のリゾート地ならば、宿泊施設がバウリニューアルのプランを用意していることが多く、割とスムーズに進めることが出来るようです。事前に旅行会社に相談してみるのも良いでしょう。

  • 海外挙式をしたかったけど叶わなかったので、その夢をかなえたい。
  • 記念旅行を兼ねて思い出に残ることをしたい。
  • 家族・友人たちとバカンスを楽しみたい。
  • 親や祖父母に孝行がしたい。

海外(もしくは国内)旅行と兼ねて行うと、そんな思いも叶えられますね。

ドレスやタキシードを着るの?

形式が自由なように、服装も自由です。

どのようなスタイルで挙げたいのか、テーマに合わせて決めましょう。

女性は、結婚式で着たウェディングドレスをもう一度着る方もいますし、少しドレスダウンしたキレイめのワンピースを着る方もいます。

男性の服装については、女性に準じたものが良いでしょう。ちなみに、基本的には全体的なプランや衣装などは、「レディー・ファースト」にするのがうまくいきます。

森でブーケを携えたカップル

簡単に行いたい場合は【記念フォト+食事会】で

わざわざリゾートへ旅行に行ったり、ホテルやウェディング業者等のプランを申し込んで行うのは、大げさすぎる、費用がかかりすぎる、と感じる方もいらっしゃることでしょう。

もっと、ささやかな方法でいいよ・・・そんな方たちにおススメなのは、記念フォト+食事会です。

事前に用意した衣装で、プロのカメラマンに素敵な写真を撮影してもらい、美味しい食事を楽しむプランになります。

これならば、簡単・簡素に行えそうですよね。ふたりもしくは家族やごく親しい友人たちと、アットホーム感覚で行えます。

バウ・リニューアルの本質は、「感謝」と「誓いの更新」です。その気持ちさえ大切にすれば、あとは形式は自由です。夫婦でお互いに手紙を書いたり、ふたりの思い出の場所で感謝を伝え合うのもロマンチックで素敵ですよ。

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By Happie (Updated )

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