
父の日に感謝
父の日はアメリカ由来のイベントです。たとえばポロシャツなどにバラやお好みの花を添えて、日頃の感謝を込めて、父の日のプレゼントをしてみるのはいかがでしょう。
父の日の由来について
父の日は、母の日とセットになっているような感じですよね。
母の日が5月第2日曜日で、父の日は6月第3日曜日。日にちが近いです。
2018年は6月17日。日頃の感謝の気持ちをさりげなく伝える絶好の機会でもあります。
その由来・起源はアメリカの南北戦争、そして母の日にあります。
南北戦争は、1861年から1965年にかけて国土を南北に2分して繰り広げられた、アメリカ合衆国「初」にして「最後」の内戦です。
この戦争を契機に、米国は国家としての統一性を高め、強国への階段を一気に駆け上がっていきましたが、その一方でこの戦争は、膨大な犠牲者や経済の疲弊を生み出す事にもなりました。
ところでこの内戦には、スマートさん という男性が出兵していました。
スマートさんは、沢山の子供と妻を残して戦場に赴いたそうです。そして、なんとか無事に帰還出来たそうです。
それはとても幸運な事でした。でも残念ながら、夫が出兵している間に孤軍奮闘で子供を育てていた奥さんは、夫の復員直後に、過労が祟って亡くなってしまったそうです。
それから、スマートさんは、いわゆる「男手ひとつ」で、6名もの子供達を育て上げる事となりました。そして、子供達の成人を見届けた後に、スマートさんはこの世を去りました。

その後、20世紀のはじめ頃になり、子供達の内の1人である、娘のドットさんが、父スマートさんの広く深い愛情に感謝し偲ぶに当たり、「母の日があるのなら父の日があってもいいのでは?」と考え、牧師協会に父の日を行事化する旨の嘆願をしたそうです。
ドットさんの思いは、徐々に賛同を得て社会的な運動の輪を広げていきました。そして時間はかかったものの、ついに1972年、アメリカの祝日に制定されるに至ったのでした。
父の日もアメリカ発祥、と言う訳ですね。日本には戦後まもなく伝わってきたそうです。個人的な印象としては、ここ20年間ほどで認知度は、母の日と同等程度に高まってきたように感じます。
お父さんにプレゼント!
父の日ギフトにふさわしいアイテムについて考えてみました。
日頃、あまりコミュニケーションを取れていない方も、もちろん仲良し親子の方も、素敵なプレゼントを贈ってみませんか。

バラが定番です
前述のドットさんが、父スマートさんの墓前に、白いバラを手向けた事にちなんで、父の日はバラが定番となっています。存命中のお父さんには、赤や黄色のバラがよく贈られるようですね。

でも母の日のカーネーションのような大定番でもなく、バラじゃないと絶対に駄目・・・というワケでもありません。
ですので、たとえばお父さんが好きなお花など、それぞれが心を込めてお花を選んでプレゼントすれば良いのではないでしょうか。
スイーツや名産品などとのセット商品をお取り寄せしてみたり、プリザーブドフラワーを選ぶのも素敵かと思います。
贈り物にポロシャツ、ネクタイ
これは父の日に限らないと思うのですが、お父さんへのプレゼントは、ポロシャツやネクタイが定番であり、無難であると思います。ブランド品から一般の市販製品まで幅広い種類がありますので、予算や好みに合わせて自由にチョイスする事が可能です。

またポロシャツやネクタイは、普段着やビジネスにおいて着用する機会が多い衣服であり、多くのお父さんにとっては実用性が高いでしょう。
もしも毎年1着・1本ずつ贈るとしたら、お父さんとしても、年々クローゼットにポロシャツやネクタイが増えていくのが楽しみになり、嬉しいのではないでしょうか。
父の日と黄色いリボン
父の日のプレゼントには、黄色いリボンを添えて贈る事が提唱されています。

アメリカ由来の「新慣習」です。
古来より英国では「黄色」には、身を守る力があるとされていたのですが、それがアメリカにおいてはリボンの形となり、「大事な人、大切な人、愛する人の無事を祈願する」御守りやシンボルのような存在になっていったのだそうです。
父の日の時期になると「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」が発表される事をご存知の方も多いかと思いますが、これは、日本ファーザーズディ委員会という団体が主催し1982年より開催されているイベントであり、黄色いリボンに関するキャンペーンを展開しています。
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By Happie (Updated )