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イースターを卵とウサギで楽しもう

イースターはキリスト教の復活祭。近年日本でも盛り上がり始めている行事です。

西洋諸国の過ごし方を始め、この風習には欠かせないイースターエッグやイースターバニーの役割、卵やウサギ、花などの装飾を施した衣装など、親子での楽しみ方をお伝えします。

イースターが浸透してきました

近年、海外の伝統的な風習・お祭りが日本に上陸し楽しむ人が増えています。そして特にじわじわと浸透してきているるお祭りがあります。

イースターです。

東京ディズニーランドで「ディズニーイースター」が開催されたり、スーパーの店頭でも様々なイースターパッケージのお菓子を見かけないでしょうか?町中のパン屋さんでも、イースターエッグを模した可愛いパンを売っていたりします。

パステルカラーの卵やウサギが描かれた関連グッズに、カワイイなと目を奪われた方も多いことでしょう。

卵とウサギ

個人的には、荒井由実さんの密かでミステリアスな楽曲「ベルベットイースター」が頭をよぎりまして、しっとりとした気分で迎えるイメージなのですが、この頃ではハロウィーンのようにイベント化が進み、家族や友達たちと盛り上がる人たちが「増殖中」のようですね。

そんな、徐々に知名度を上げているイースターですが、そもそもどんなお祭りなのかご存知でしょうか?楽しみ方がイマイチはっきりしないという方もいらっしゃることでしょう。

それでは、その意味と楽しみ方を見ていきましょう。

キリスト教の復活祭です

イースターは、キリスト教のお祭り・行事です。日本語では「復活祭」と呼ばれています。

日にちは一定せず、「春分の日以降の、最初の満月の次の日曜日」となっています。
具体的には、3月22日から4月25日の間のいずれかになるので、年によって一ヶ月の差があることもあります。

イースターの語源は、北欧神話として古くから伝わる「春の女神」に由来すると言われています。

そして、欧州地域の古代の様々な信仰を取り込みながらキリスト教を宣教していった経緯の中で、エッグやバニーを使った「イースター・アイテム」が登場してきたようです。

春の訪れを祝う古代よりの土着的な行事と、キリストの復活を祝う行事が結びつき、現在の形になったのですね。

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もっとも重要な祝祭行事です

キリスト教の祝祭というと、日本で一番有名なものはクリスマスですね。
しかし、キリスト教にとって、もっとも重要な行事は、実はイースターなんです。

人々の罪を背負い、十字架で処刑されたキリストは、その3日後に復活します。

その復活を祝うお祭りがイースターです。

「神の子」が「神」になったということで、キリスト教の始まりとして最も重要とされています。

十字架

西洋諸国での過ごし方は?

アメリカではイベント色が強く、家族みんなで楽しむお祭りです。

ディズニーのイベントからも想像出来ますよね。

可愛らしく装飾した卵を見つけて楽しむ「エッグハント」や、イースターエッグを使ったゲーム「エッグロール」など、学校や家庭で様々なイベントが開かれます。

ヨーロッパあたりの西欧諸国では、より宗教色が強く、伝統的な復活祭を過ごす人が多いようです。

イースター前の40日間は、質素な食生活を送ります。そして直前の金曜日になると、イースターエッグや子羊のローストなどの伝統的なごちそうを食べるのです。

もちろんイースターエッグのお菓子も数多く売られ、当日は教会のミサに参加したり、パレードに参加します。

鼓笛隊のパレード

マスト・アイテムのイースターエッグ

日本での復活祭行事の楽しみ方は、もちろん欧米文化を参考にしたものとなりますが、主に娯楽色の濃いアメリカ由来と言えるでしょう。

アメリカ文化を輸入して日本流にアレンジして楽しむ、といった感じでしょうか。

ところで、この風習を楽しむうえで欠かせないマスト・アイテムと言えば。
そうです、小さなお子さんから大人まで楽しめるイースターエッグです。

一般的には、にわとりの卵が使われます。では、その概要についてご紹介します。

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なぜ卵なの?

卵は、キリストの復活を象徴しているとの事です。

その加工・装飾や使い方は、バリエーションに富んでいます。
なかには、美術工芸品のように美しく緻密な作品もあります。

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定番は殻に装飾を施したものです

一番ポピュラーな手作りイースターエッグです。

作り方の流れは次の通りです。

  1. 卵にフォークなどで穴を空け中身を出します。
  2. 水を注いで殻を洗い、乾燥したら絵柄を描きます。
  3. 油性ペンや絵の具で描くのがおすすめです。
  4. スパンコールやビーズ、折り紙などで飾るのも素敵ですね。
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私(筆者)も、アメリカにホームステイしていた際、ホストファミリーと一緒に作りました。

とても繊細な模様の描き方を教えてもらったのですが、部屋に今でも大事に飾っています。

ゆで卵のイースターエッグ

ゆで卵を作り、色付けしたり絵を描きます。

ご家庭で作る場合、口に入っても安全な食紅を使って、色をつけると良いでしょう。

ゆで卵(白身)に直接描くのが不安であれば、殻に描いてもOKです。

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イースターエッグを使った遊び方

エッグハントとエッグロールをご紹介しましょう。

エッグハント

最も有名な遊び方です。イースターエッグを庭に隠し、子どもたちが探します。

イースターエッグを可愛く装飾するのは、見つけたときの喜びが大きくなるからだそうです。子どもたちはきっと大喜びで探してくれますから、親子で遊んでみてはいかがでしょう。

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中にお菓子を詰められる「卵型のプラスチックケース」を利用しても面白いです。あまり流通してないかもしれませんが、輸入雑貨店や食品店で手に入る事が出来るでしょう。

エッグロール

卵転がし。アメリカのホワイトハウスでも行われている人気のゲームです。

イースターエッグを地面に置き、スプーンでゴールまで転がします。卵を真っ直ぐ転がすのが意外と難しいので、みんな一生懸命です。

小さい子は、大きめのスプーンに載せて運んでも良いでしょう。

イースターバニーも定番です

バニー(ウサギ)は、エッグ(卵)と並んで復活祭における、大切で定番的なシンボル/アイテムです。

ウサギは古代信仰では、多産で春の訪れを象徴するものとされてきました。

復活祭においては、イースターバニーがイースターエッグを運んできたり、庭に隠したりするとされています。

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サックレース

大きな袋の中に、両足を入れて、ウサギのように、ぴょんぴょん跳んで進むレースです。
アメリカでは公園などの広いスペースでで開催されています。

ご家庭で遊ぶ場合は、転倒して怪我をしないようにご配慮下さいね。

復活祭を楽しむ衣装

イースターを楽しむための衣装といえば、奇抜であるとともに定番になりつつあるのは、
「イースターボンネット」です。

帽子なのですが、イースターエッグやウサギ、ひよこ、花などのアイテムで、春を思わせる装飾を施します。

お子さんと一緒に、オリジナルなイースターボンネットを作ってみるのも楽しいですよ。

また、イースターパレードでは、イースターバニーに扮した衣装を着ている人も多くいます。春を盛り上げる優しいパステルカラーの衣装も人気です。

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By Happie (Updated )

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