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ハロウィンの仮装やかぼちゃ

ハロウィンでまずイメージされるものが、仮装やかぼちゃではないでしょうか。

そこで、ハロウィンの由来なども含めて、衣装とパンプキンについて見てみました。

ハロウィンを仮装で盛り上げる

ハロウィンは、近年では、国内各所において大人が楽しめるようなパーティーやイベントが開催されていますが、本来の一番の主役と言えば、幼稚園児や小学生くらいの子供ですよね。

ハロウィンの本場、アメリカでは、子供たちが仮装をして「お菓子をちょうだいな」と、家々を回る風習がありますが、日本国内では、そのようなイベントを行っている地域は、極めて少ないのではないかと思います。

かぼちゃ画像

では、どんなシチュエーションで楽しむかというと、幼稚園、小学校、英会話スクールなどでのパーティーや、家庭でのホームパーティーでしょう。

自治体や商店街などが、市民参加型のイベントを開催するケースも増えていますね。

つまり、ハロウィンが日本でも徐々に馴染んできて、仮装を楽しむイベントが増えている、というワケです。

あなたは参加した経験がありますか?

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衣装・コスチュームのスタイル

ハロウィンと言えば、仮装ですよね。

そもそもは、故人の霊・精霊・悪霊・悪魔といった、「この世のものではないもの」を、服装やメークで表現するのが趣旨なので、「ホラー系・お化け系・ゴシック系」といった、非日常的なコスチュームが多いです。

あかちゃんとかぼちゃの画像

最近では、キャラクター、ヒーロー、お姫様系といった、ポップでキュートな仮装衣装も、数多く通販などで見かけます。

日本的な発想やアレンジが加えられた、面白いコスチュームも。

たとえば、国内アニメキャラのコスプレ、ハロウィン仕様のメイド衣装もあります。
なるほど~。基本的には何でもアリなのですね。

自由に楽しんでみましょう!

ケープ、マント、ハット、ステッキといった、小物アイテムを身に付けるだけでも雰囲気が出てきます。ちいさな子供たちが身に付ける場合は、キュートさがある衣装のほうが可愛らしいですよね。

もちろん、大人も楽しまなくっちゃ、です!

日本人は、こうしたオープンなパーティーに慣れていないところがありますが、その反面、宗教的なしがらみも少なく、アレンジ力や創造性が豊かですので、自由に手作りしたりして、エンジョイ出来るのではないでしょうか。

動画は、国内最大規模を誇る、川崎ハロウィンパレードの模様です。
多彩な仮装を見ることが出来ます。とっても賑やかそう!

ハロウィンの起源・由来

ヨーロッパには、独自の文化や風習を持った、「ケルト」と呼ばれる民族がいます。

イギリスの有名な巨石の世界文化遺産、「ストーンヘンジ」は、古代ケルト人によって築かれたとの説が有力です。

ロンドンの西方にある草原部に建っています。いまだ謎とされている部分が多い、摩訶不思議な遺跡です。

そして現代においても、ストーンヘンジの地において、ケルトの固有の宗教「ドルイド」の行事が、盛大に開催されるそうです。

ストーンヘンジ

このケルト民族が、太古の昔より行っていた収穫祭(感謝祭。10月31日から11月1日にかけて)が、
ハロウィンの起源だとされています。

そして、キリスト教が勢力の拡大をしていった折に、ケルトの収穫祭の信仰・伝統を取り込み、キリスト教的にアレンジされて、諸聖人の日(万聖節・10月31日)の前日に行われる前夜祭となりました。

それが、現代まで伝えられている風習「ハロウィーン(Halloween)」です。

基本的には、カトリック系の行事であり、クリスマスのように全キリスト教徒が行う行事ではないようです。

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なぜ仮装をするようになったのでしょう?

ハロウィンの夜には、亡くなった人が霊になって帰ってくる、とか、精霊・悪霊・魔女がやってくる、と言った発想は、ケルトの収穫祭の頃からあったのだそうです。

この「霊たち」に見立てた仮装をした子供だちが、「Trick or treat」などと言いながらお菓子をねだって町内の家を回り、霊が家に取り付かれては困る家の人たちは、お菓子が入った袋や包みを与えて退散願う・・・といった趣向になっています。

日本の風習に照らし合わせるとハロウィンは、「ポップで風変わりなお盆」と言った感じなのかもしれません。

住宅画像
子供がハロウィーンの仮装をして家々を回る習慣は、アメリカにハロウィンが伝わった後に発展していき、 大々的に行われるようになったのは、ここ数十年来の事なのだそうです。

ちなみに、ハロウィンに子供が仮装をする風習が日本で根付いてきたのは、ホラー映画やアメリカドラマ、ディズニーランドやUSJなどテーマパークのイベント、そして子供英会話スクールの普及などを、その要因に挙げる事が出来るかと思います。

たとえば、映画「チャーリーとチョコレート工場」には、仮装した子供たちがお菓子ををねだって、家々を回るシーンがありました。

重要アイテム かぼちゃ

仮装の衣装と並んで、ハロウィンのシンボル的な存在と言えば、かぼちゃの中身をくりぬいて表面に怖い顔が彫られた、ジャックオーランタン(Jack-o’-lantern)ではないでしょうか。日本では、「お化けかぼちゃ」、「かぼちゃちょうちん」、などと言われています。

古来ヨーロッパにおいては、カブやジャガイモをくりぬいて作ったそうです。

そして、この風習がアメリカに伝播したのを契機に、かぼちゃが使われるようになったそうです。

お化けかぼちゃの作り方

元来は、ハロウィンの魔除けのために家の玄関や窓際などに飾られたそうです。実をくりぬいたパンプキンの中にキャンドルを入れて明かりを灯します。赤茶色の大きなハロウィン用のかぼちゃを使用します。

基本的な作り方は、それほど難しくなさそうですが、デザインを工夫するならば、それなりに時間は掛かるかもしれません。

ジャックオーランタンの伝説

ジャックオーランタンは、アイルランドに古くから伝わる、ジャックという男性のお話(伝説)に由来するとされています。

では、お話の筋を、超かいつまんでご紹介します。

  1. 酷い男、ジャック

    ジャックは、悪魔に魂を渡す約束を反故にして悪魔を騙してしまうような、傍若無人な酷い男でした。

    そして、そんなジャックも、ついにこの世を去る時がやってきました。

  2. 天国でも地獄でも門前払いに

    亡くなって天国の門の前にたどり着いたジャック。でも門前払いされてしまいます。

    そこで、今度は地獄の門の前に行くと、そこでも中へ入れてもらえません。

  3. 冥土の道をさまよう羽目に

    「現世での行いがあまりにも酷かったので、あなたは天国へも地獄へも入れません」と、彼は入門を拒否されるのです。

    そしてジャックは、いつまでも冥土の真っ暗な道をさまよう羽目に合います。

  4. 灯りを渡されます

    その時にジャックは「灯り」を渡されます。

    この「灯り」こそが、後に「ジャックオーランタン」と呼ばれるようになったのです。

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By Happie (Updated )

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