ページメイン画像

クリスマスツリーとリース

クリスマスツリーは、クリスマスにおける代表的な「植物ものアイテム」です。

モミの木やゴールドクレストがクリスマスツリーによく使われます。

また、クリスマスリースを手作りする人も多いようです。

神秘のクリスマスツリー

クリスマスのアイテムにも色々とありますが、たいていの人が真っ先に思い浮かべるのは、やはりクリスマスツリーでしょう。

主に使われる木は、コニファー(常緑樹、針葉樹)です。

真冬でも青々と葉を茂らせている姿に、古代の人は、生命の強さ、神秘さ、そして霊的なものを感じたのではないかと想像します。

ツリー画像

ところで、クリスマスツリーは、いつごろから飾られるようになったのでしょう?それには、幾つもの説・由来があるようですね。

日本でもそうですが、樹木等の自然物をシンボルとする自然信仰は、古くからヨーロッパ各地にあり、そういった欧州各地の土着の文化や風習が、キリスト教にミックスされていったのだと思われます。大雑把に言えばですが。

ちなみに、現代のクリスマスツリーに繋がる最も有力な説が、15世紀ごろドイツ地方で発祥した、との説です。

スポンサーリンク

モミの木やゴールドクレストがよく使われます

クリスマスツリーに使用される木としては、モミの木が代表格として知られています。

子供の頃、父が鉢植えのモミの木を買ってきて、家族みんなでそれを装飾した思い出があります。ちなみにそのモミの木は、ドンドンと大きくなって、いつしか鉢から庭の地面に植え替え、ついに数メートルの高さまで成長しました。

またこのごろは、北米が原産のゴールドクレストもよく使用されるようになってきています。

イトスギ系の園芸品種で、モミの木よりも葉がやや明るい緑色。細身でシュッとしたシルエット。ボリューム感もそこそこあります。

クリスマスツリーとしては、モミの木の方が、温かみや雰囲気があると思いますが、個人的には、見た目がスタイリッシュなゴールドクレストのほうが好みです。

但しゴールドクレストは、年を通じて湿度が高めである日本の気候風土には、植栽としてはあまり適応していない、とも言われています。

オーナメントについて

クリスマスツリーの伝統的な飾りつけ(デコレーション)のオーナメント(装飾品)としては、
星(まさにこんなカタチ→★)、ロウソク、ひいらぎ、リンゴ(赤っぽい玉)、鈴、杖などが代表的です。

私は子供の頃、綿を雪に見立てて飾り付けるのが好きでした。

クリスマスリース

クリスマスツリーと共に「植物もの」のアイテムとしては、クリスマスリース(christmas wreathe)がお馴染みです。

材料は、コニファー(ヒイラギ他)、木の実(松ボックリ他)、つた・つる(ブドウやアケビ他)、果実類(リンゴ他)、花類、などが、オーソドックスな材料として知られています。

野山に草花を探しに行って、オリジナルのアレンジでお作りになる方もおられます。 プリザーブドフラワーで作るのも、しゃれていますね。

玄関、扉、門などに飾る理由は?

リースは、キリストがゴルゴダの丘で十字架に架けられて処刑されたときに、頭に載せていた冠がモチーフの原型のひとつだとも言われています。 私たちがよく目にするクリスマスリースは、緑や赤のカラー・コントラストがキレイで、インテリア性が高いのですが、そもそもは、 宗教色・信仰色が濃いアイテムで、豊作祈願や魔よけ的な用途にも使われていたとも。

なるほど、家の玄関やドアの表側に飾るのは、そういった慣習のなごりなのかもしれません。

リース画像

キリスト生誕日ではない?

クリスマスは、イエス・キリストの生誕をお祝いする日であり、キリスト教においては、年間最大規模のスケールにおいて、重要度の極めて高いミサの儀式が執り行われます。

列車に乗るサンタ

ところで実際には、キリストの生誕日は確定している訳ではなく、12月25日に誕生した可能性はかなり低いようです。色々な説があるみたいですが、なんだか12/25とは違うみたいです。2000年以上前の事なので、はっきりしないのももっともだと思います。

では何故、どういった由来で、この日がクリスマスの祝祭日となったのでしょう?

それは古代ローマ時代に、この時期にヨーロッパ北部などで盛大に行われていた太陽などにまつわるお祭り「冬至祭(ユール)」の風習が、キリスト教の勢力拡大と共に同教に取り込まれて、キリスト生誕にまつわる祝祭行事となっていった・・・と言う「由来説」があるようです。

北欧では、今尚、ユールに関する文化や風習が残っているそうです。

日本でクリスマスが根付いたのは、年末のこの時期だったからかもしれません

現代において日本国内では、特にキリスト教を信仰していない人たちにとっても、家族、親族、あるいは、友人、恋人、そして世界の安寧と幸福を祝い祈願するイベントとなっていますよね。

本場の欧米・キリスト教国とは、ちょっとニュアンスが異なるのでしょうが、あたかも、まるで古来から行われてきた風習のように、しっかりと私たちの生活に根付いています。

イブが12月24日、生誕日が翌25日という日程も、良い感じですよね。子ども・学生は冬休みだし、大人は給料やボーナスを支給されて懐があったかい方が大勢居るし、新年・お正月直前で世間全体が浮かれ気味の時期だし。

年末の厳かで楽しいイベント、クリスマス。そして、それを彩る代表的な存在がツリーやリースなのです。

口コミ・ページ:自宅のクリスマスツリーや手作りリースにまつわるエピソード

スポンサーリンク

このコンテンツに関連するページ

*本ページの概要・情報は変更される事があります。

By Happie (Updated )

ページの先頭へ