サンクスギビングデー、ビッグフライデーにまつわるエピソード
サンクスギビングデー(感謝祭)やビッグフライデーを体験した方たちのエピソードをご紹介します。
国内ではまだまだ。海外で体験した方が多いようです
北米の歴史・伝統を色濃く反映した祝祭ということや、みんなでワイワイ盛り上がるようなイベント性が高くないという事もあって、日本においてサンクスギビングデー(感謝祭)は、それほど日常的には受け入れられていないのが実情でしょう。
「家族で食事を楽しみ穏やかに過ごすひととき」という意味において、わたくしたち日本人と親和性は低くはないと思うのですが、確かにピンとこないですね。七面鳥の料理も馴染みが無いですものね。身近な鶏で代用する手もありますが。
とはいえ、今や日本でも楽しむ人が増えたハロウィンも、ほんの10数年前までは「西欧版のオバケってなに?」といった感じで、それほど興味を持たれていなかったのですから、サンクスギビングデーが将来、日本で身近なイベントになるのかは未知数かと思います。
本ページでは、何名かの方からお寄せ頂いた体験エピソードをご紹介しております。
とても多いのは、アメリカ滞在中に体験されたケースです。また国内でも、アメリカ人従業員が多い職場や幼稚園などでは、毎年イベントや食事会などを行っているところもあるようです。
アメリカの感謝祭の日のディナーの思い出
麻友さん/女性/20代/東京都
私は小学2年から小学6年までアメリカのカリフォルニアで過ごしました。
うちの家族は、父母ももちろん日本人ということで典型的な日本人家庭でしたが、それでも感謝祭の日には、家族揃って七面鳥をオーブンで焼いてお祝いのディナーを必ず食べていました。
感謝祭には、丸ごとの大きな七面鳥を10時間以上かけてじっくりと焼き、それに付け合わせとしてスイートポテトのグラタンやインゲン豆のソテーなども用意しました。
七面鳥は特に美味しい鳥ではないのですが、その雰囲気がとても素晴らしくて、今でも感謝祭の日の食事風景が脳裏にしっかり刻み込まれています。
食べまくりの1日でした
えこぽよさん/女性/20代/愛知県
高校生の頃、アメリカのアーカンソー州に1年間留学した際に、ホームステイ先の一般家庭でサンクスギビングを体験しました。
その日は、早朝から家族全員で1日中、料理にいそしみました。朝昼のご飯は、スナック菓子などで軽く済ませ、とにかく「サンクスギビング ディナー」を作り続けました。
15時頃から親戚も集まってパーティー開始。メインディッシュは七面鳥の丸焼きです。
他にもヨーグルトサラダやデビルドエッグ、マッシュポテドのグレイビーソース掛け、クランベリーゼリーなど、食卓にはありとあらゆる料理が並びました。
パーティーは夜中まで続き、ずっと何か食べていた記憶と、とても楽しかった思い出があります。洗い物の山ができ、翌日は大変でした。
ホストファミリーとゆっくりと過ごしました
パイナップルさん/女性/30代/滋賀県
大学時代にアメリカ留学をしていた際に、サンクスギビングデーを体験しました。
私は何をする日かよく分かっていなかったのですが、ホームステイ先のファミリーは、学校や仕事が休みでした。
当日は、七面鳥を使った料理を一緒に作りました。丸ごとの七面鳥に驚きながらも、中に米やハーブなどを入れてオーブンで焼いてくれました。
皆で乾杯をして用意した料理を食べながらおしゃべりしたり、ゲームをしたりゆっくりと過ごしました。
近くのスーパーや飲食店も閉店していて街がとても静かでした。日本のお盆休みのようでした。
サンクスギビングデイと言えばターキー
TDさん/男性/30代/北米(カナダ)
昔のことです。知り合いの家でサンクスギビングデイの集まりがあったため参加しました。
当時、その日がいったい何の日で、どんな意味を持つのかは知りませんでしたし、興味もありませんでした。ですが、とにかく何かのお祝いの日であることだけは分かりました。
先方の家に着くと、知り合いのお母さんがターキーを作ってくれていました。それと色んな野菜。日本では食べたことのない料理ばかりでした。
聞くと、ターキーはとても一般的な料理であって、こうした特別な祝日などには多く振る舞われるということでした。
サンクスギビングデイと言えばターキー。その味と香りは、なぜか私の頭の中で、その日の持つ意味をすっかり覆い隠してしまします。
ですので私は、この日が何の日なのか、今でもあまり詳しくありません。
ルームメイト曰く「うちのグレービーソースは神」
ゆうぼーさん/男性/50代/静岡県
30年余り前、22歳の秋に、アメリカ中部のコロラド州の大学へ留学しました。
当時、日本ではまだサンクスギビングデーについての情報やイベントは殆ど無かったと思います。私は留学して初めて知りました。
9月の始めに入寮したのですが、11月になると、大学構内や寮の外壁にサンクスギビングデーの訪れを祝うような横断幕や、巨大なかぼちゃが置かれるようになりました。ですが、自分には関係ないと思っていたので気分は盛り上がらないまま過ごしていました。
するとルームメイトに、「サンクスギビングデーの日に俺の実家に来いよ。寮の飯より旨いもの食わせてやるから」と誘われました。
確かにカフェテリアでの食事に飽き飽きしていたので、嬉しかったのは事実です。手ぶらでいいと言われたので何も持たずに友人の実家へお邪魔しました。
食卓にターキーがデンッと鎮座していい匂いが立ち込めていました。ターキーの中には玉ねぎとパン!?のようなものと香草が入っていました。脂分が少ないあっさりとしたお肉でした。
マッシュポテトにグレービーソースをかけて付け合わせとしていただいたのですが、私的にはそっちのほうが美味しくて驚いたぐらいです。
大学のカフェテリアで食べるものとは比較になりませんでした。マッシュポテトは甘く、グレービーソースはこってりとしていて味わい深かったです。そればかり大量に食べてしまい、友人の家族からは「この子はマッシュポテト・ラバーなのね」と笑われました。
ルームメイト曰く「うちのグレービーソースは神」とのことでした(笑)。久々にお腹いっぱい食べさせてもらい、まさに「感謝」でした。
みんなで楽しく感謝祭を祝う
ヨガ教室に通っている仲間の一人の旦那さんがアメリカ人なのですが、彼女が「もうすぐ感謝祭だから準備が大変」と洩らしていたことで、感謝祭の話題が広がり、みんなで感謝祭をしようということになりました。
一人が家を提供してくれて、材料などはみんなで買って割り勘にし、楽しむことにしました。アメリカ人の旦那さんがいる方に相談しながら準備を進めていきました。
ターキーなるものを作りたかったのですが、七面鳥をまるごと売っているところが見つからなくて苦心しました、ある方に教えてもらい、ようやく買うことかできました。
マッシュポテトなどの付け合わせは各自で作って持ちより、感謝祭を祝いましたが、具体的にどのようなことを祝うのかよく分からないまま、美味しいターキーなどの料理を楽しみました。
それに、みんなで集まる機会を与えてくれたので、とても楽しい思い出になりました。
幼稚園でのお食事会
ちこさん/女性/20代/千葉県
子供の幼稚園で、サンクスギビングデーのお食事会がありました。
子供が通っている幼稚園はいろいろな行事を行っていて、サンクスギビングデーの他にも、クリスマス、ハロウィン、七夕など、和洋さまざまな催しを行っています。宗教に関係なく楽しい催しものをしてくれて、子供は楽しんでいます。
サンクスギビングデーのお食事会では、グラタン、ターキー、マッシュドポテト、アップルパイ、パンプキンパイ、ゆでた野菜などが出されました。どれも子供が喜びそうな料理です。
うちの子は、いろいろと食べたかったみたいですが、そんなに食べきれないので少しにしないさいと注意をしました。
でも、結局食べたいものはたくさん食べて、お腹がいっぱいになったようです。親子でおいしく楽しく食べました。
ブラックフライデー関連するエピソード
国内では、通販関連・外資関連を中心に、ビジネスに取り入れる企業も増える気配がありますが、浸透度はまだまだこれから・・・のようです。
ブラックフライデー IN USA
あいさん/女性/40代/神奈川県
夫の仕事の都合で、3年前までアメリカに住んでいました。
毎年、感謝祭の翌日の金曜日になると、町中のデパートや大型量販店、ショッピングモールなどで、一斉に大バーゲンが始まります。
それがブラックフライデーなのですが、とにかくどのお店も大盛況。大混雑で歩くこともままならない状態でした。
本来は、そんな状況ではゆっくりとショッピングを楽しめないし、思いっきり疲れそうなので行きたくないところです。
ですが、テレビやパソコンなどの電化製品なども大幅に割引されていたりしたので、目玉商品をゲットできた時の満足感が忘れられず、毎年参戦していました。
ビッグフライデーの体験
ユウさん/女性/30代/大阪府
私はショッピングセンターのブラックフライデーのイベントで、お得なタイムセールがやってるのを見て利用をしたことがあります。
料理に関しては、主にパスタやピザなどがとても安く、いつもよりお得に購入できました。
私自身、ビューティーコーナーで肌診断が出来たりと色んな体験をすることが出来たので、楽しかったです。
自宅では、食卓をいつもとは一味違うパーティー仕様に演出してみました。子供はとても喜んでいましたので、良かったです。
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By Happie (Updated )