ページメイン画像

出産祝いのお返し(内祝い)を贈った体験エピソード

出産祝いのお返し(内祝い)を贈った経験がある方たちから寄せられた体験エピソードをご紹介します。

出産祝いのお返しは、内祝いのひとつです

出産のお祝いを頂いたら、幸せのお裾分けと感謝の気持ちを込めてお返しをする、「内祝い」の文化・ならわしが日本にはあります。

  • 伝統的には、物品でお返しします。
  • 金額的には頂いた現金・物品の額の1/2~1/3程度。
  • 出産祝いのお返しの昔からの定番としては、砂糖、タオル、お菓子類、赤飯、饅頭、緑茶などが知られています。
  • お住まいの地方地域・その家独特の伝統などに沿って行う場合は、親や年長者の方に訊ねてみましょう。

口コミからうかがえる現代の出産内祝い

頂戴した口コミ・体験談をもとに、現代的な「出産祝いのお返し」のやり方を考察してみました。

まず贈る時期については、頂いてから早めに対応するのが好ましいのですが、およそ出産後1ヶ月~3ヶ月内を目安にして贈る方が今は多いように見受けられます。

品物については、上記の定番品にこだわることなく、「先方に喜ばれそうなもの」や「自分が良いと思うもの」を、自由に選ぶ方が多いようです。食器を贈る人もいれば、電化製品を贈る人もいます。「カタログギフト」、「名入り」にするのも人気です。

価格的には、慣習に則り1/3程度が一般的。高価なお祝いを下さった方には1/2程度で調整します。また最近は、かなり安価にてお返しする方もいるようです。

品物に、メッセージ(礼状)や赤ちゃんの写真を添えて贈る方も多数います。

内祝いの渡し方は、配送(郵送)とするケースがとても多いです。毎日みなさん何かと忙しく、また通販の配達に馴染みが深いからでしょうか、配送に抵抗がある方は少ないようです。

なお、特にお世話になっている方や近しい方には、先方を訪問して手渡しするケースもあります。この時、赤ちゃんを連れて行くと更に喜ばれるようです。

では以下、当サイトに寄せられた出産祝いのお返し・内祝いにまつわる体験エピソードをいくつかご紹介します。

スポンサーリンク

カタログギフトにしました

みゆきさん/女性/50代/山口県

子供を出産した時(2005年)、年齢的に遅い出産だったために以前出産祝いをあげた友人達から多くのお祝いをもらいました。

お金をくれた友人が多かったのですが、品物でくれた友人もいました。

出産内祝いは、みんなが喜んでくれるように、好みの品物を選んで受け取れるカタログギフトにしました。お祝いしてくれた全員に贈る形を取りました。

私の予想通り、好きな商品を選ぶことが出来て嬉しいと好評でした。

また、出産祝いを多くくれた親戚などには、カタログを贈るのとは別に、気持ちを表すために、生まれて間もない子供を連れてお菓子を持って、先方までお礼に伺いました。その時のお菓子は、相手の好みの品物を選んで持って行きました。

もらったお祝いには全てお返ししました

まっちーさん/女性/20代/大阪府

出産してすぐにお祝いをもらいました。スタイや服をもらうことが多く、親族からは現金が多かったです。

私たち夫婦は、1ヶ月後、お祝いを頂いた全ての親族、友人、同僚へ内祝いのお返しをしました。

品物は、友人、同僚にはお菓子を、そして、親族にはある有名な飲料類を贈りました。現金を頂いた方へは、半分くらいの額で返しました。

全てカタログから選んで配送してもらいました。一定額を頼むと送料が無料だったので助かりました。カタログに贈り方などが全て載っていたのでそれ通りに手配しました。

今は親や年長者から教わる機会が少ないかもしれませんが、カタログには丁寧な説明がなされているのでスムーズに行くと思います。贈った相手みんなに喜ばれました。

ただ、カタログから選んでの直接配送となるので、実際に現物を、自分自身で見たり触れたりして確認出来なかったことには困りました。

気持ちが大切だと思います

そうこさん/女性/30代/福岡県

母方の叔母さんへの出産内祝いで悩みました。というのも5万円という大金を頂戴したので、どんなものを送ればいいか迷っていたのです。

内祝いは大体三分の一から二分の一と聞いていたので、一万円以上のお返しをといったらどんなものがあるか探しました。しかしなかなかこれだというものがなく、どうしたものかと頭を悩ませました。

母にどんなものが喜ばれるかと悩んでいると相談したところ、母からはこのように言われました。

「あのね、気持ちを返したらいいの。子どもにお祝いをもらって嬉しかったって気持ちを返したらいいの。どんなものでも喜ばれるし、反対に言うと、どんなものを選んでも先方の本当に欲しいものは渡すことができないから。あんまり深く悩まなくていいのよ」

なるほど。私も内祝いで色々なものをもらった経験がありますが、確かにどれも頂いて嬉しかったし、先方もお祝いを喜んでくれたのかな、という嬉しい気持ちになりました。

そこで私も、「出産祝いを頂いて嬉しい気持ち」をお返しすることにし、某ブランドの紅茶に赤ちゃんの写真と名前入りのメッセージカードを添えて贈りました。叔母さんは紅茶をよく飲むと母から聞いていたので、嗜好品なら贈っても間違いがないのではと考えたのです。

後日、叔母さんから電話を頂きました。紅茶も嬉しかったけど、なにより写真で赤ちゃんの顔が見れた事が嬉しかった、ということでした。

気持ちが届いた気がして私は安心しました。

名入れカステラを贈りました

ゆうりさん/女性/40代/新潟県

赤ちゃんが生後2ヶ月くらいの頃、出産の内祝いに、親戚に名入れカステラを贈りました。出産祝いにお金を頂いたので、そのお返しに贈りました。

名入れカステラは、子供の名前も覚えてもらえるし、それに有名な老舗のカステラで味は間違いないだろうし、喜んでもらえそうだなーと思いました。インターネットの画像で確認したプレーンと抹茶のカステラは、見た目がとっても良くておいしそうでした。

商品は、自宅でインターネットから注文して直接配送してもらいました。ネットで全て手続き出来たので、赤ちゃんがいて外出できない時期に本当に楽ちん・便利でした。

親戚の人からも、おいしかったと好評だったから、この名入れカステラにして良かったと思いました。カステラは、年配の方にも喜んでもらえるから、本当に良いなーと思いました。

スポンサーリンク

自分が良いと思う物を贈りました

じゅんさん/女性/30代/兵庫県

お祝いを頂いた友達や親族に、出産後3ヶ月くらいを目安に内祝いを送りました。

私たちが住んでいるところは、お祝いの3割から半返しを基本としている地域なので、友達には半返し、親族には3割返しで用意しました。

遠方の方には配達してもらい、比較的近くの方には手渡しで贈りました。

この時は、地元の洋菓子店のコンポートのセットを贈りました。熨斗等は、お店のほうで用意してもらえました。

贈った相手に喜ばれたかは確認していないので分かりませんが、私自身が食べで美味しいと思う物を選んだので良かったと思っています。

長男の時に、カタログで名前や生年月日が入るお菓子を贈りましたが、後ほど自分も取り寄せて食べてみたところあまり美味しくなく残念に感じたので、その失敗を生かしました。

なお、高額なお祝いを頂いた親族の方には、更に商品券を添えてお返ししました。

紅茶好きな友人だから・・・

meiさん/女性/30代/兵庫県

産後1か月頃に出産祝いに、友人から子供が遊べる玩具(ブロック)の大きなセットを頂いたので、頂いてから2週間ほど後(産後1か月半ほど経った頃)、内祝いを送りました。

品物については、友人が毎日紅茶を飲んでいることを知っていたので、名の知れたお茶専門店の紅茶のセットにしました。友人の紅茶の好みがよく分からなかったので、好き嫌いの少ないフレーバーを選びました。

直接会って渡すとなると、いつのことになるのか分からなかったので、ネットで注文し郵送しました。

友人から頂いた出産内祝いも郵送で送られてきたので、郵送に抵抗は全くありませんでした。ちなみに他の友人・親戚等への内祝いも全て郵送にしました。

なお後日、贈った紅茶について友人には美味しかったと喜んでもらえたので良かったです。

高価なお祝いをくれた義父母へのお返し

パイナップルさん/女性/30代/滋賀県

夫の実家(義理の両親)から出産祝いとしてビデオカメラを買ってもらいました。当時(2015年)の1番人気の機種で、価格は10万ほどでした。

高価なものを頂いたので、他の方への祝返しとは別のものを贈る事にしました。

義父母の嗜好にマッチするものを考えてみたところ、コーヒーをよく飲んでいる姿を見ていたので、有名メーカーのコーヒーマシンをお返しに贈りました。

義父母からは、自宅にいながら本格的なカフェメニューが楽しめると喜んでもらいました。

コーヒー好きで、最近はやりのコーヒーマシンに関心があったとしても、自分で買うきっかけ・タイミングがなかなか無かったところが良かったみたいです。

ちなみにこのコーヒーマシン、お盆やお正月に親族が実家に集まる時には、大人気です。メニューも様々、たとえば子供向けの甘い飲み物も作れるなど、老若男女問わず美味しく飲んで楽しんでいます。

娘が産まれた時に選んだ内祝い

れいさん/女性/20代/長野県

2016年の年末に娘を出産しました。その際、頂いたお祝いのお返しとして内祝いを贈ることにしました。

生まれる前に何を贈るか具体的に決めていなかったこともあり、品物を選ぶのに時間がかかってしまい、結局、翌年の3月ごろ発送しました。

主に贈った相手は、親族と主人の会社の方たちでした。私たち夫婦の両親は内祝いを断ったので贈りませんでした。

親族向けには熨斗を付け、名前カードを入れました。

まず2人暮らしをしている私たち夫婦の双方の祖父母には、木箱入りのペアの湯呑みをカタログで選びました。普段からお菓子をあまり食べないのでお菓子類は除外し、記念に長く残せることを考慮して湯呑に決めました。

そして、それ以外の親族には、平素より夫婦でよく行く雑貨店でタオルと入浴剤などを選び、内祝い用に包んでもらいました。

また、主人の会社の数名からもお祝いを頂いていたので、あまり高額にならないよう、500円前後の入浴剤の詰め合わせを贈りました。

スポンサーリンク

このコンテンツに関連するページ

*本ページの概要・情報は変更される事があります。

By Happie (Updated )

ページの先頭へ