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卒業、就職のお祝い

最終の学校を卒業すると、多くの方においては次はいよいよ就職です。

学生から社会人になるのは、人生の大きな節目であり転換期です。

卒業や就職に関するお祝いとしては、現金や金券の類を贈るケースが多いです。また社会人生活に必要となる実用品も適しています。

就職祝いを贈るのが一般的です

「卒業」「就職」は異なる事柄ですので、本来は個別にお祝いすべきかもしれません。

しかしながら、一般的には「卒業」と「就職」の時期が近い事や、どちらも新社会人となる人生の新たな門出であるというこから、両方を一緒にお祝いをする場合が大多数です。この場合、未来につながる方を重視し、「就職祝い」を贈ります。

学生たち
だれが贈るの?

就職祝いを贈るのは、一般的には両親、祖父母、おじ、おば等の家族・親族、そして、家族ぐるみの付き合いのある知人などです。「ごく身内のお祝いごと」と言う訳ですね。

あまり関係性が薄い人、つまり義理であれば物品等の贈答は不要でしょう。

お祝いを贈る時期

早すぎず遅すぎずで。卒業・就職が決まってから実際に仕事に就業するまでの間が一般的です。

勉学を続ける場合や就職が未定である場合は?

「就職祝い」を贈ろうにも、まだ卒業後の就職先が決まっていない方もいらっしゃいますよね。

国家試験などを目指し勉強をしている方や大学院に進まれる方など、卒業後も勉学を続ける方もいます。

そしてまた、正式な就職をせずにフリーターになる方もいます。

これらの方たちに対しては、「卒業祝い」を贈るようにしましょう。

卒業後の進路がどうあれ、無事に学校を出られた事はとても喜ばしいことです。新社会人としての自立を促し、応援したい気持ちがあるのであれば、お祝いしましょう。

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新社会人として必要なものを贈りましょう

就職祝いのプレゼントについては、社会人生活で必要なもの、重宝する実用品を贈るのが良いでしょう。

ポイントは、高級感や良質感があるオーソドックスなデザインのモノ、適度な耐久性があり長持ちするモノを選ぶ事でしょう。

ファッションの一部として個人の好みがある分野もありますので、事前に贈る相手の好きなブランドやテイストを調べておきましょう。

念のため申し上げておきますと、高級品だからといって有名ブランド品でないとダメという訳ではありません。また、ブランドのロゴが目立つデザインは避けるべきです。

では、定番的な品物をいくつかご紹介します。

男性スーツ&バッグ等

万年筆、ボールペン

万年筆は、成人や就職と言った人生の節目のプレゼントの定番。まさに「大人の筆記用具」です。

しっかりとした造りのブランド品、良質な素材と高い技術を用いた逸品は、一生もの。併せて手紙のマナー本などを添えるのも気が利いています。

また、仕事で頻繁に使うのがボールペンです。ブランド品など高級なものがおすすめ。「高級ボールペン」て、ちょっと珍しいですよね。実用的であると共に記念にもなるでしょう。

小物類

財布や小銭入れは、誰しもが必須とする鉄板アイテムです。長財布、折り畳み、がま口型など様々な仕様があるので、先方に要望を訊ねてみると良いでしょう。

また新社会人になると、名刺を使う機会が増えます。若者が持つにふさわしい名刺入れ(カードケース)を選びましょう。

一人暮らしを始める方、仕事で自動車を使用している方へは、キーケースも喜ばれるでしょう。

ビジネスバッグ

毎日、通勤や仕事で使用するビジネスバッグは、程良い高級感やオーソドックスさがあるものがおススメです。

業種や仕事の内容によって、適したバッグが異なるケースが有るので留意しましょう。

装身具

ネクタイ、カフスボタン、ベルト、腕時計といった、日常的に身に着ける機会が多いアイテムは、幾つあっても嬉しいものです。贈る側としても比較的「選びやすいアイテム」だと言えるでしょう。

ビジネスシューズも良いでしょう。但し、サイズや好みが人により大きく異なりますので、当人と一緒にお店で選ぶようにしましょう。

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印鑑

実印、銀行印などのセットで。

良質な素材を用いた上等な印鑑は一生ものであり喜ばれるでしょう。

おそらく学生時代は、いわゆる認め印・三文判的な簡素な印鑑しかもっていない方が多数だと思います。高級で重厚な印鑑を贈られると、少し身の引き締まる思いがするでしょう。

筆者は、親から就職祝いに実印と銀行印のセットをプレゼントしてもらった経験があります。嬉しかったのですが、権利と責任の双方を付与されたような、いよいよ大人になれたような(ならないといけないような)、そんな気分になりました。ちなみに、すぐさま役所へ行って印鑑登録をしました。

冠婚葬祭のマナー本

メインの贈り物ではなく、「万年筆に添える」、「ネクタイに添える」といったように、サブとして付けると良いでしょう。

社会人には必須のマナーですので、大人社会の一員となる「はなむけ」としてふさわしいと言えます。

現金類を贈る

現代では、物品よりも現金類をプレゼントする方が多いかもしれません。

新生活のスタートは、色々と物入りで出費がかさみます。ですので、金券、商品券、現金は大変喜ばれるでしょう。

金額の目安は1万円前後です。次をご参考下さい。

項目 概要
金額 親族、兄弟:10000~20000円
友人、知人:5000~10000円
のし紙、祝儀袋 紅白、蝶結びの水引きを使います。
表書きは、「御就職祝」「祝御卒業」等とします。
祝儀袋(祝御卒業)

当サイト調べ

お礼について

卒業・就職祝いは、本人が就職前の定収入の無い時期に頂戴するという事もあり、慣習上、物品によるお返しをしなくても良いとされています。無理をしなくても良い、と言う訳ですよね。

だからといって、何も対応しないのは新社会人としていかがなものでしょう。マナー的にもあまりよろしくはありませんよね。

お礼の気持ちを、お祝いをもらった本人自身が、早めに確実に伝えるべきでしょう。

お礼や感謝を伝える方法としては、礼状、電話、直接会って感謝を述べる、などの方法があります。

注意点は、親御さん主導でお礼を述べたりお返しの品を贈ったりしない事です。
あくまで、本人が自主的に先方へ感謝の気持ちを伝える事が大切です。

こういった節目、節目に、丁寧に礼を尽くしておくと、大変心証が良くなります。「大人になったな」と、本人評価が上がる事でしょう。

両手でプレゼントを渡す

特にお世話になった方や大切な方に対しては、初任給が出た際に、何かしらのギフトを贈答すると喜ばれます。

一般的には、親等の家族や祖父母等に、「ちょっとした物」を贈るケースが多いです。

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By Happie (Updated )

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