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成人のお祝い

成人は子供から大人になる節目であり、お祝いの品は、親からは成人式の衣装、親類からは小物や成人の自覚を促すものを贈るのが定番です。

またお祝いの式典である成人式には、一般的にはフォーマルな服装での参列が好まれます。

成人祝いの贈り物について

成人のお祝いにつきましては、親しい身内(親や親戚)が行うのが一般的です。

品物を贈る場合、成人式で身につけるものや、これから新社会人としての自覚を促すような物が良いでしょう。

また記念に、高級感がる料理店での食事や伝統芸能と言った大人らしい「体験」を贈るのも素敵。

使い道が決められる現金やギフト券なども喜ばれるでしょう。

定番の品は?

(親から)
成人式の衣装を贈る場合が多いです。振袖やスーツなどがポピュラーです。

(親戚から)
アクセサリー、ハンドバッグ、ネクタイ、万年筆、財布、腕時計など。

記念に「体験」を贈る

物に限らず、「体験」を贈るのも素敵です。

大人になった記念に、格式が高い高級レストランや老舗の日本料理店でお祝いをするのも良いですし、お芝居や伝統芸能(歌舞伎や能など)、演奏会(クラシックやジャズ)といった、「大人の香りがする」文化に触れさせるのも、思い出深い経験となるでしょう。

現金を贈る

お金を贈る場合は、祝儀袋に入れて渡します。

項目 概要
金額 10000~20000円の範囲で贈るケースが多いです。
祝儀袋 蝶結び紅白の水引き。表書きは「御成人祝」「賀成人式」とします。
祝儀袋(御成人祝)
備考 現金に代えて、商品券・金券を贈答しても良いでしょう。

当サイト調べ

どうやって贈るの?

一生に一度の大切な節目・儀式です。記念になるように、きちんとした形で贈りたいものです。

できれば対面して手渡しで贈りましょう。また郵送する場合は、お祝いの手紙を添えるようにしましょう。

贈る時期は、成人式当日か、本人の20歳の誕生日頃が適切です。遠方に住んでいる場合も、できるだけ当日前には届くように手配しましょう。

本人がお礼を伝えるのは必須です

成人のお祝いは、親、そして、親戚や知人等の目上の人(社会人の先輩方)から贈られる事になり、本人からのお返しは不要とされています。お年玉のお返しは必要無いのと似ているような気もしますよね。

でも、お礼と感謝はの気持ちは必ず伝えるようにしましょう。

まずは礼状を送りましょう。成人式の写真などを添えると、喜ばれる場合があります。

また、本人が直接先方に会ってお礼を述べるのが本来の礼儀でしょうが、都合がつかない場合は、電話でも良いので感謝の気持ちを伝えましょう。

親の立場として、何かお返しがしたいと思う人もいるでしょう

もうハタチの大人である我が子が高価な物品や現金などをプレゼントされているのに、もらいっぱなしで何もしなかったら、親として先方に申し訳が無い、引け目を感じる、親としても感謝を示したい、そう感じる親御さんもいるのではないでしょうか。

その際は、内祝いの形式で贈答する方法が考えられます。

のし紙は、蝶結び紅白の水引き。
表書きは「内祝(い)」「成人記念」などとして、成人本人の名前で贈ります。

のし紙(成人記念)

成人式

若き青年の式典、一生に一度のお祝いの儀式、成人式。

もう広く知られているイベントなので、「成人式」がどういったものなのか、皆さんご存知でしょう。

名前が示す通り、二十歳になる若人を祝う式典。「社会的に」子どもから大人になる大きな節目です。もう守ってもらう立場ではありません。今後は、権利や自由を享受出来ると共に、「社会を支え、動かす大人」の一人として、一定の責任と義務を伴った行動をすることになります。

親や周りの大人たちは、励ましをこめて祝ってあげたいものですね。

新成人の方たちは、無事に成人できたことに感謝をしましょう。そして、出来るだけ式には出席しましょう。

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いつ行われるの?

区市町村などの自治体が主体の式典は、一般的に多くの地域では、「成人の日」に催されます。

成人の日は、1948年の祭日制定以来、長らく1月15日となっていましたが、2000年にハッピーマンデー制度が施行され、1月の第二月曜日に改訂されました。これによって3連休となり(週休2日制の場合)、大学や就職などで地元を離れていた人も、参加しやすくなりました。

また、東北地方などでは、夏に成人式を行うところもあります。冬季は大雪が降るために交通の便が悪くなり、着飾って出歩くのも困難、というのがその理由です。

お住まいの自治体(または古郷の自治体)が、いつ開催しているのか調べておきましょう。

マナーを守って良い式にしましょう

服装をフォーマルにしても、社会人としてのマナーがしっかりしていないと、残念な成人式になってしまいます。

毎年、成人式でのマナーについては、ニュースにも取り上げられていますよね。「もう大人なのに恥ずかしい」そういう感想を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

公共のマナーを守って、良い成人式にしましょう。

最低限守るべき事柄

  • 会場には時間的余裕を持って到着する。
  • 式典中は私語を話さない。騒がない。
  • 携帯はマナーモード。スマホをいじらない。

なお安全上や駐車施設の点から、車・バイク利用は控えたほうがベターなケースが多々あります。

式後の食事会は?

成人式の大きなお楽しみは、幼なじみや同窓の友人たちと会えることですね。小中高を卒業後、連絡が途絶えてしまっていた友人と、再び交流をするきっかけになります。

成人式の後、食事会や同窓会が企画されることも多いです。

しかし、振袖や紋付袴など、和装での食事は気を使いますね。この場合は、一度帰宅して、服を着替えると良いでしょう。着替える服は、やはりおめでたい場にふさわしく、ワンピースやドレス、スーツが良いでしょう。

衣装はフォーマルが基本です

成人式には、明確なドレスコードはありません。個性的な格好であっても出席する事は出来るでしょう。

しかしながら、行政が主催する公的な式典ですので、フォーマルな装いをして参加するのが一般的であり無難といえます。

では、男女別に、スタンダードな成人式の服装について見ていきましょう。

女性は振袖

女性の場合、圧倒的に多い服装は振袖です。

新調するのは当然素敵なのですが、最近では、振袖をレンタルする方も増えいます。振袖だけでなく、小物一式がセットになっているところもあります。人気なお店は、すぐに予約が埋まってしまいますので、早めに手配すると良いでしょう。

母親から受け継いだ着物に袖を通すのも、「かつて母もこれを着たのか」と感慨深く印象に残ります。親子の絆が深まりそうですね。

以前に仕立てられた振袖は、レースの半襟をあしらうなど少しだけ今風にアレンジするのがおすすめです。また帯は新調する方が多いようです。

振袖以外では、ドレス、綺麗めのワンピース、スーツなどが着用されています。

振袖の人たち

男性はスーツ

男性は、スーツで参列する方が多いです。初めてスーツに袖を通す人も少なからずいる事でしょうね。紺色や黒あるいはグレーといった、落ち着いたシックな色味のものが好まれます。

オーソドックスなスーツならば、成人式だけではなく、今後も様々なシーンで着用が可能ですね。

スーツの男性

成人記念にテーラー(お店)でオーダーメイドしてみるのも素敵です。

特別にあつらえるのは敷居が高く感じるかもしれませんが、好みのデザインに仕立ててもらったり、生地やボタンを自由に選べる場合もあります。なかなか楽しめますよ。既製品よりは割高になるものの、割と手頃な価格でも作れます。

支度は大変ですが、紋付袴を着る方もいます。振袖と同様に、レンタルの場合は早めに予約をしておきましょう。

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By Happie (Updated )

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