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お食い初めにまつわる体験エピソード

赤ちゃんのお食い初めを行ったことがある親御さんたちの体験エピソードです。

自宅や実家で行ったお食い初め

お食い初めを、昔からの先人が引き継いできた伝統・しきたりに沿って行うのも良い経験です。ひとつひとつの料理や作法には、何らかの大切な意味が込められています。

また、子への愛情第一で、あまり決まり事にこだわらずに「その家庭なりのやり方」で行うのも現代的な感覚と言いましょうか、素敵なやり方だと思います。

こういった儀式・会食を自宅や実家で執り行うのは、今までは当たり前でした。現代でも多くの方たちは、家で行っているのではないでしょうか。時間をあまり気せずゆっくりと過ごせます。

しかしながら自宅で行うとなると、料理や食器を揃える手間、親・親族を迎えてもてなすための手間、部屋を整える手間などが掛かります。 それを全て夫婦で準備するとなると結構面倒です。特にママは疲れそう。とりわけ義理の親御さんを迎えるにあたっては、気苦労もあるかもしれません。なおパートナーの実家(義理の親の家)に行くのも、気を遣いそうですね。

でも、親御さんに協力してもらえる場合は助かりますよね。料理作りを手伝ってもらったり仕出し料理などを頼んでもらえたら嬉しいかも。かわいい孫のためなら、おじいちゃんおばあちゃんも張り切ってくれるのではないでしょうか。

では、ママさんたちからお寄せ頂いた体験談をどうぞ。

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大人数で楽しかったです

ままさん(女性/20代後半/大阪府)

2018年、三人目の子が生後100日になる日の夜、両家のおじいちゃん、おばあちゃんを招いて自宅でお食い初めをしました。

お食い初め用の料理の一部は事前にネットで注文していました。当日にお祝いの鯛とはまぐりのお吸い物が届き、こちらを使用しました。

赤飯はレトルトを使用し、煮物は私が手作りしました。見た目も豪華なお膳になり、みんな大満足でした。

歯固めの石は、上の子の時に神社で拾ってきた石を使用。行事についてネットで調べてみると、年齢が高い人から順番に赤ちゃんにあげるとの事でしたので、おじいちゃんから始めました。

子どもの唇に食材をつけ、食べるふりをしみんなでこう願いました。「この子が食べ物に一生困りませんように・・・」と。

その後、お祝いのお膳を、みんなで美味しくいただきました。

今回は、私たち夫婦、子供三人、双方の両親と、大人数でのお食い初めになりましたが、子供たちも大人たちも楽しく過ごせました。

行事食の用意もネット注文を利用したこともありスムーズにいきました。上の子たちと同じように行事を行うことが出来て満足しています。

ちなみに煮物は多めに作っておき、後ほどの食事の時に食べました。

実家で行いました

かめこさん(女性/30代/鹿児島県)

お食い初めは、子供が生まれてお宮参りの次にする大切なイベントのひとつですよね。我が家は2人子供がいますが、上の子については2010年に行いました。

場所は私の実家です。主人と私、そして私の両親が参加しました。初孫でしたので、母は張り切って準備をしてくれました。

器は、お宮参りの際に神社から頂いた品物の中に「お食いぞめのセット」が入っており、そちらを使いました。

基本的に女の子は内朱塗りで外黒塗り、男の子は中外ともに朱塗りのものを用いるそうです。さすが神社から頂いただけあって、式典で使われそうな、おごそかな感じの雰囲気あふれる器でした。

そして小石が小さな器に入っていました。この石は歯固めの石と言われるもので、赤ちゃんに丈夫な歯が生えてくことを願う儀式を行う時に使います。

料理は、お皿から出るぐらいの大きさの尾頭付きの鯛と赤飯、お吸い物、煮物など。食べさせるのは私の父がしました。食べるといっても、実際には食べる事が出来ないので、あくまでも真似です。

この儀式のおかげかどうかわかりませんが、今では歯も丈夫な元気な子供に成長しています。

しきたりに縛られること無くお祝いしました

まにさん(女性/30代/大阪府)

私達夫婦は、それぞれ実家が他府県にあるということもあり、お食い初めは息子と3人で自宅でしました。

住んでいるところが地元(郷里)ではないという事と、双方の両親も近所にいないという事で、「こうしなければならない」と言うしきたりに縛られることなく、私達は息子のお祝いをしました。

ほとんどインターネットから得た情報を参考にして行いました。

食器のしきたりも調べてあり、どんなものを使えば良いのかある程度は分かっていたのですが、その日だけのために準備する金銭的余裕もなく、ベビー用の食器を使いました。

料理については、1人目の子供でしたので、出来るだけ自分で作れるものは作ろうと思い、お赤飯、筑前煮、蛤が無かったのであさりのすまし汁、ほうれん草のおひたし、紅白なます、出し巻き卵、そしてデザート用にヨーグルトのババロアを作りました。大変だったことを覚えています。

ただ鯛に関しては、さすがに焼けるほどの大きなグリルではなかったので、これだけは近くのスーパーにあらかじめ予約しておきました。とても立派な鯛で、3人でささやかにお祝いするには大きかったように思います。

現在住んでいる大阪の地域では、蛸を歯固めの石の代わりにすると聞いたことがありましたが、それは行いませんでした。あくまでも自分たちの可愛い子のお祝いです、両親の愛がこもっていればいいとつくづく思いました。

自宅で両親を呼んで行いました

ナナレアさん(女性/40代/大阪府)

私は大阪在住の主婦で、2人の子供がいます。

一人目は、2007年にお食い初めをしました。私の両親も夫の両親も割と近くに住んでいたので、我が家で行うことにしました。

はじめての子供だったので、私たち夫婦は何を準備すればいいのかわからず、インターネットで調べたりお互いの両親に確認したりして、あわただしく過ごしたのを覚えています。

食器類は、本来なら漆などのお膳を用意しないといけないのかもしれませんが、お宮参りをした時にキャラクターの食器セットを戴いたので、それを使うことにしました。

料理については、私が作ったのは煮物やお吸い物、香の物くらいです。お頭付きの鯛は鮮魚店で働く義理の父に、赤飯は私の母が持ってきてくれました。

歯固めの石も、お宮参りのご祈祷の際に祝い箸と一緒に頂いたので、新たに購入することはありませんでした。

2010年に生まれた2人目も、同じ神社でお宮参りをした際に一式頂いていたので、ひとり目の子と同じように執り行うことができました。

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料理店でのお食い初め

和食系の料理屋さんで、「お食い初めプラン」を提供しているお店があります。とりわけ産後で体力がまだ十分戻っていなかったり、あるいは、日常の育児や家事でお疲れ気味のママにとっては大変嬉しいサービスかもしれません。

料理や器を用意する必要もありませんし、配膳やおもてなしをする必要もありません。部屋を掃除したり整える必要もありません。もちろん後片付けも必要無し。むしろ店員さんにあれやこれやと気を遣ってもらえて、もう至れり尽くせりです。

生まれたばかりの赤ちゃんがいると、外出・外食も自由にままならないでしょうから、そういった意味でも、ママは気分転換も出来て大歓迎ではないでしょうか。

もちろん相応のお金がかかる訳ですが、そこはパパに頑張ってもらいましょう。または、夫婦双方のご両親(おじいちゃん、おばあちゃん)に期待しましょう(笑)。

なお、お寄せ頂いた体験エピソードの中には、利用した料理店の名称が記述されてるものがありましたが、伏せさせて頂いております。

子供の将来を願って

みどりさん(女性/30代/埼玉県)

二人目の子供のお食い初めについて書きます。2017年に、一人目の時とは異なる料理屋さんでお昼にやりました。

お家で料理を作るということも考えましたが、やっぱりお店でいただいた方が立派だし、楽ですし。

元々、私はお食い初めという行事そのものを知りませんでした。一人目の時もお食い初めをやろうと言い出したのは「おばあちゃん」です。祖母にはお金も出してもらえましたし、やっぱり孫の事は「じじばばの力」を借りやすいですよね(笑)。

大人もお昼をとるので、13時くらいに個室を予約しました。やはり赤ちゃんがいるので個室が安心です。出席者は、おばあちゃん、私たち夫婦(パパ、ママ)、上の子、そして赤ちゃんの計五名。

お部屋に通されると、赤ちゃんが過ごしやすいように計らってくれたり、記念撮影を一枚プリントしてくれたりと、お店の方々が全員とても親切にして下さいました。

一番助かったのは、お店の方々がお食い初めの手順を細かく教えて下さった事です。なぜこの食材が料理に使われているのかといった由来なども教わり、大人もなるほど~と納得したりで、とても良い体験ができました。

子供の将来を願ってお祝いをする行事は他にもありますが、お食い初めは、日本らしい伝統に触れる良い機会だと思いました。

久しぶりの外食で家族団欒

リボンさん(女性/30代/兵庫県)

料理店で、コースとは別にお食い初め膳を注文して行いました。個室だから周りに気を遣わなくて済んだので良かったです。

私、旦那、実両親、義両親が出席しました。両家の親同士が会うことって普段なかなかないからいい機会でした。

みんなが子供のお世話をしてくれたので、私はゆっくりと美味しい食事を楽しむことができました。

私も含めて大人たちは楽しんでいました。家族団欒のひとときでした。特に私としては久々の外食だったので、いい気分転換になりました。

私の両親も旦那の両親も、しきたりとかを気にするタイプではないので、形式などにはとらわれないで、ただただ豪華な外食をしたという感じでした。

まだまだ育児が大変な時期で睡眠不足とかで辛い中、お家でやるのは大変そうだと思っていたので、お店でやる事が出来て良かったです。全て用意して頂けるし、後片付けをしなくてもいいからとても楽でした。

お店の方が写真を撮ってくれて各家族に一枚ずつ貰えました。ただ、義両親がいたので、授乳する時はちょっと嫌でした。

個室なので子供の泣き声も気にしないでお祝い出来ました

なつさん(女性/30代/東京都)

子供が生後3ヶ月の時にお食い初めをしました(2017年)。

私自身、子供が生まれるまでは「お食い初め」という言葉自体を知りませんでしたが、やはりこういったイベントはちゃんとやりたい!と思ったんです。

そこで色々調べてみたところ、自宅や実家でやるよりもお店でやったほうが親も自分も楽だな、と考え、お料理店で食事会をするやり方を選びました。

お店については、個室がいいけどあまり高いところはなぁ…と思っていたので、まずは、比較的リーズナブルで、しっかりとお祝いが出来そうなところを数店舗ピックアップしました。そして少々悩んだものの、最終的には自分の家からより近いほうのお店を予約しました。

お店は、子供・私・夫・両家の両親の計7名でお昼の時間帯に利用しました。

そのお店のお食い初めプランは、料理や歯固め石もちゃんと用意されていて、本当にありがたかったです。

儀式のやり方も、店員さんが丁寧に教えてくれました。家族みんなで写真も撮ってもらえて、それをプリントアウトしたものも頂けました。

なにより、個室なので子供の泣き声も気にしないでお祝い出来ましたし、おいしいごはんをのんびりと食べられたことが嬉しかったです。

トータル的に、とっても満足がいくお食い初めでした。

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By Happie (Updated )

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