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新居披露とお祝い

新居に引越しして生活が落ち着いたら、親戚・友人等を招いて新居披露をする事があります。

お披露目会はカジュアルな形式が主流で施主は食事を用意してもてなします。招待客はお祝いを贈ります。

近隣への挨拶回りは、引越し前後に行っておきましょう。

新築住宅の披露について

住宅の購入は、多くの一般人にとっては人生最大級の買い物。とりわけ家を建てるのは大変なこと。「新築」は、喜びもひとしおでしょう。

そこで行いたいのが、「新居披露」です。両親や兄弟、親族、友人、同僚など、これからも良い交流を続けていきたい人たちを招待して、お披露目会を催しましょう。

新しい住宅街

新居のお披露目会が催されるのは、通常、「住宅を新築した場合」や「分譲住宅・新築マンションを購入して入居した場合」でしょう。

中古物件や賃貸住宅に引っ越した場合には、あまり行う方はいないのではないかと考えます(中古を大幅にリノベーションした場合などは、「お披露目」する意味があるかもしれません)。

以下、「招待する側(施主)」と「招待客」の両者の立場から、新居披露や新築祝いの概要をご紹介します。

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施主(招待する側)の対応

お披露目と言っても、そんなに堅苦しく考える必要はありません。

内容は、下記のようなものが良いでしょう。

  • 食事と飲み物でおもてなし
  • ごはん時を外す場合は、お菓子と飲み物を用意
  • 各部屋を案内(可能な範囲で)

また、最近ではカジュアルなお披露目パーティーを開くケースも増えてきました。

パーティー形式にするのであれば、ガーランドで飾り付けをしたり、大皿料理を用意するのも良いですね。紙皿や紙ナプキンを利用すると、後片付けが楽になりますよ。

100円ショップで、おしゃれなものが沢山販売されており、そういったグッズを活用すれば、費用はそれほど掛かりません。

いつ行うものなの?

新居披露は、引っ越してすぐに行う必要はありません。急がなくても大丈夫です。

もちろん半年や1年も間が空いてしまうのはよくありませんが、引っ越して1~2ヶ月程度後に行うとちょうど良いでしょう。

この頃は引越しの荷解きも済み、新天地での生活にも慣れてくる頃です。落ち着いてから、お披露目会をしましょう。

今風の戸建て住宅

おすすめのおもてなし料理は?

「せっかくお越し頂くのだから」と思うと、どんな料理を出したら良いのか迷ってしまいますよね。料理が得意な人は、幾つも候補が浮かぶかと思いますが、そうでない人は正直悩みの種となってしまいます。

しかし、ご安心ください。準備が簡単なおもてなし料理もあります。

たとえば、手巻き寿司やバーニャカウダサラダ、グラタンなどはいかがでしょうか?一見手がかかりそうなパエリア等も、市販されている料理の素(合わせ調味料)を使えば簡単に作れます。

また、自分で作らないといけないのか・・・というと、そんなことは全然なくて、お寿司や仕出し弁当の宅配、ピザのデリバリーなどを利用しても全然OKです。サンドイッチや揚げ物の盛り合わせを買ってきても、見栄えがするでしょう。

つまり、あまり負担にならず、準備も後片付けも簡単なものを選ぶと良いという訳です。

新築祝いのお返しは?

基本的には、新築祝いのお返しは不要です。

お披露目会での「おもてなし」が、お返し(内祝い)となります。当日、頂いたものが物品ならば見える場所に飾り、改めてお礼を伝えましょう。

しかし、高額なものを頂いた場合や、お祝いをくれたのにお披露目会に出席出来なかった人には、内祝いを送ったほうが良いですね。一般的な内祝いと同じく、頂いた金額の1/3~半額の品物が相場です。

近隣への挨拶は?

地鎮祭の時にすでに挨拶回りをする方も多いかと思いますが、家が完成してからもう一度挨拶に伺いましょう。

お披露目会とは違い、近隣への挨拶はできるだけ早く行ったほうがベターです。

できれば引っ越し2~3日前、遅くても引っ越し翌日までには伺います。

挨拶の品は、500~1000円程度が相場です。お菓子やタオル、洗剤などのいわゆる「消えもの」が良いでしょう。

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お披露目会に招待された場合の対応

お披露目会と言っても、ごくカジュアルな場合がほとんどですので、緊張する必要もありませんし、着飾ったりフォーマルな服装をする必要もありません。

気を付けるべきポイントは、次の通りです。

  • 施主に、さりげなくお祝いの言葉を掛ける
  • 家に決してケチをつけない、けなさない
  • 汚さない(なんせ新築ですので!)
  • 勝手に家の中を歩き回らない(施主の案内に従う)
  • 車で来た場合、近所迷惑にならないように、騒音や駐車する場所に気を付ける

特に新築戸建ての場合、施主さんは、無事にマイホームが建って「嬉しさMAX状態」に違いありません。もしも浮かれ具合や自慢話が度が過ぎていたとしても、受け入れて気持ち良くお祝いしましょう。

たとえ冗談であっても、「狭い、小さい」「日当たりが悪い、間取りがおかしい」「材質が安っぽい」などの批判めいた発言は、くれぐれも慎みましょう。空気が読めないと言いますか、言語道断です。

住宅のキッチン&リビング

お祝いの贈り方

まず、新築祝いは、一般的には新居披露に招かれた人が贈るものだとされています。

親戚などで普段から交流が盛んな間柄でなければ、特に贈らなくても問題ありません。

仮にお披露目会が催されない場合や招かれていない場合でも、親密な間柄・特別な関係性があるのなら、贈ったほうが良いかもしれませんね。

いつ贈るべき?

新築祝いは、お披露目会前日までに贈った方が良いとされています。

なぜならば、当日になってしまうと、他の出席者のお祝いの品とかぶったり、当日までお祝いが間に合わなかった人がいると、その場で気まずい思いをしてしまうからです。

やむなく当日に渡す場合は、玄関先などあまり目につかないところで渡しましょう。

新築祝いの相場は?

友人や同僚の場合は5000円~1万円、兄弟や親族は1~3万円が相場とされています。

あくまでも目安であり、関係性や地域性によっても金額は変わります。

ふさわしい贈り物は?

先方の好みに(そして新しい家に)マッチした品物を贈りたいものですが、「自分がチョイスした品が相手の好みに合うのか心配」ならば、親しい関係性であれば、相手にリクエストを聞いても大丈夫。

おおむね無難な定番の品は、食器類、花類、観葉植物、時計などです。

複数種類の観葉植物のイラスト

筆者は以前、親しい友人が新築した際に、お祝いに鉢植えの観葉植物をプレゼントした経験があります。その新居はリビングルームが広かったので、多少大きめのサイズでも良いかなと考え、そこそこボリュームがある鉢植えを持っていきました。

「何を選んで良いのか分からない」と悩んでしまった場合は、商品券やカタログギフトという手もあります。最近はこれらを贈る人が多いかもしれませんね。場所を取らないし、先方に自由に選んでもらえるので、結構喜ばれるでしょう。

老舗デパートや有名ブランドのものならば、品物も良いでしょうし、ちょっとしたリッチ感やスペシャル感も演出できます。

贈るべきではない品物とは?

どんな品物であれ、相手に喜んでもらえるのなら問題ないのかもしれません。

しかし、時と場合によっては、相手の気分を害したり、贈り手の常識が疑われるケースもあり得ますので、次の品物は、お祝い品としては避けた方が無難でしょう。

一般的には、キャンドル、ライター、灰皿、暖房器具、赤い花ばかりの花束、赤色系統の雑貨といったアイテムは、ふさわしくないとされています。

なぜならば、ある災難(お分かりですよね?)を連想させるからです。新築住宅ならではの縁起担ぎですね。

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By Happie (Updated )

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